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2008年 2月25日
公園を散歩してたらおびただしい丸太木が転がっておりました。
松くい虫にやられた松の丸太群でした。
今いたる所で問題になっている松くい虫って何でしょう。
マツザイセンチュウ(病原生物)という体長1ミリメートルにも満たない線虫を、マツノマダラカミキリが体に付けて移動するために次々と松を枯らしてしまうものです。
100年位前、九州地方で松が大量に枯れている地域が発見されているそうです。その時は何が原因かは分からなかったようです。
50年位前には、瀬戸内沿岸、静岡、神奈川と広がり、その頃には何が原因かは判明していたようですが、有効な手立ても無く青森 北海道を除く全国に広がったようです。
駆除法は知っていても莫大な資金とエリアの広さから、思うにまかせないのが現状のようです。
 
松は我が国を代表する樹木です。乾燥した痩せ地、尾根筋、海岸など、他の樹木が生育しにくい土地にも良く生育し、山間の土砂流失 崩壊を防止します。
暴風、潮害飛砂から農地や住宅を守ったりと国土保全に大いに役立っていて、無くてはならない樹木の一つです。本気になって対策を講じないと我が国から松の緑がなくなっちゃうような状況です。
この病気の元は輸入材に混じって国内に入ったものと考えられております。我々が使っている輸入建材にもこのような話があります。造作材として使う部材の中に、キクイムシの卵が入っていて、それが孵って木に穴をあけて外に出てきたなんてこともありました。
このようにして松くい虫の元も国内に入ったのでしょう。輸入にあたり色々な手立ては講じていても完壁というには中々難かしいのでしょう。
自宅の庭のもみじもここ数年で2本やられました。立ち枯れしてしまいました。原因は松くい虫とは違うようですが、同じような虫の仕業に違いないでしょう。
造園屋さんと話をしていたら興味深いことをいってました。最近庭の仕事をしていて気になることがあるようです。
非常に植木の立ち枯れが目立つそうです。原因としては最近の温暖化が影響しているのではないかとのことです。昔の冬は寒さが厳しく害虫の越冬が難しかったが、最近の温暖化 暖冬で冬を越すのが容易になっているのではないかという事です。
自然の摂理がじわじわと崩れていて、今まで経験してきたことと少しづつ自然が変わっているんじゃないかなぁ。自然そのものを相手にしている造園屋さんのいうことですから説得力があります。
自然保護 環境重視は我々の業界にも大いに関連しているし、これを抜きにしては住宅建築は考えられない時期に突入しております。お客様にも地球にも喜んでいただける住まいづくり、とっても大きなテーマなんですが、やらなくてはいけないのです。
2008 2−25 |
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