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阿武隈山脈で田舎暮らしの家作り 第21弾 建設会社社長のブログです こんにちは植田です。
鉋(かんな)に かんな屑、見たことありますか。 かんな とは大工道具の一つで材木の表面を平らにするために使います。かんな を引いた時に出るのが かんな屑、かんな に付いている刃が削る材木の紙状の木屑です。
最近の建築資材の工業製品化には眼を瞠るものがあります。大工さんが一軒の家作りをするのに、道具は電動ドライバーと鋸だけで間に合います。 ちょっと大げさな話ですが、それ位部材の加工が必要ない製品が出回っています。製品を仕入れて寸法合わせをしてのこぎりでカットし、ドライバーでビス止めする。こんな感じです。 これで家は建ってしまいますが、ちょっと前までは考えられない事です。
写真は棟梁が苦労して 玄関式台と上がり框 を取り付けております。欅の無垢材がツルツルピカピカです。 棟梁が現場終了後 夜なべをして作業場で かんな掛け をして仕上げました。作業場の床にはかんな屑で一杯でした。 無垢材で変形しているため かんな で微調整しながら均一の平板に仕上げました。やはりこんな仕事はかんなで少しづつ調整が必要で手作業になります。棟梁の腕の見せ所です。 欅の木目も鮮やかな式台と框が設置されました。式台は自然の木材の形そのものを残して味わいを付けました。
折角縁あって仕事をさせて頂く訳で、自分達の技を出し切って喜んで頂く。この気持ちが無くなっては家を建てる仕事をしていてもつまらない気がします。 やはり かんな を無心で掛け続けて最上の仕上げをして現場に納める。最近の住宅事情では全てこのやり方で建てるのは難しいけれど、必ずどこかにこんな大工仕事をする場面をつくります。
こんな事を続けながら会社の考え 取り組み 家への思いを伝えられたらいいなぁ、こんな風に思っております。
2008 8−4 ウエダ建設ホームページ
福島県 双葉郡 浪江町の建設会社 創業明治15年 木の家を作り続けます |
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